パールズのゲシュタルトセラピーのデモンストレーション映画として、広く知られているものがあります。パールズの最晩年、1960年代後半のものです。そのうちのいくつかに対して、今回日本語字幕を付けました。
そこに表現されているものはゲシュタルト療法の本質として、今も多くのゲシュタルトセラピストが踏襲していることもあれば、現代のアプローチとは大きく違うところもあります。映画の中のやり取りには、フリッツの独特なスタイルが鮮明に現れています。
フリッツの妻のローラ・パールズは、フリッツのセラピースタイルとはかなり違うアプローチをしていたことは、ナンシー・アメント・リヨン博士によって詳しく伝えられているところです。また、60年代当時、フリッツのセラピーの表面的なところを真似をするだけで、ゲシュタルトの本質から外れてしまった実践をするセラピストがとても多かったことを、ローラは批判していました。
一体、フリッツのセラピーとはどんなものだったのか。動画をご覧ください。
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