top of page
ブログ


<研究会報告:気功と心理療法―オンラインで探る、気づき・自発性・コンタクト― (濱野清志先生)>
報告:岡本太郎(こころの相談室en) 気功と心理療法―オンラインで探る、気づき・自発性・コンタクト― 8月18日(火) オンライン 濱野先生の気功と心理療法の講義と体験は、とても面白く、抵抗なくスッと沁みていくような経験だった。 一方で、感じたことはたくさんあるにもかかわらず、なかなか言語化がまとまらず、書き始めてから結局ひと月ほど時間がかかってしまった。それだけ、自分にとって今回の体験は、これまで関心を持ってきたことと深くつながるものだったのだと思う。 特に印象に残ったのは、気功とゲシュタルト療法がもつ人間観や身体観、そして実践のあり方が、驚くほど似ていたことである。もちろん、今回のテーマがゲシュタルトと気功の接点だったこともあると思うが、濱野先生自身も両者には似たところがあると話されていたと記憶している。 濱野先生によれば、気功とは、「いのちがすでに行っていることに気づき、それを妨げず、育てていく実践」であり、その実践の中核にあるのが「自発動」だという。 自発動とは、身体を意識的に動かすのではなく、例えばあくびやくしゃみのように、身体が自然に
9月24日読了時間: 7分


研究会報告:「ゲシュタルトファシリテーションを通じて、夢のワークにおける対話を深める」
2026年6月18日(木)の夜、日本ゲシュタルト療法学会の研究会をオンラインで開催しました。 今回の講師は、フィリピン・セブ島を拠点に活動するゲシュタルト療法家のEmmanuel Villoria Hernani(エマニュエル・ヴィロリア・ヘルナニ)さん。 広瀬由美子さんの丁寧な通訳のもと、国内外あわせて約30名が参加し、2時間にわたる充実した時間を過ごしました。 今回のテーマ:「ゲシュタルトファシリテーションを通じて、夢のワークにおける対話を深める」 エマニュエルさんは、フィリピンのゲシュタルト療法コミュニティで長年実践を積まれてきた方で、7月に長野で開催されるワークショップ大会でもセッションを担当してくださる予定です。今回の研究会は、その事前レクチャーとして企画されました。 講義はゲシュタルト療法の「四つの根」——現象学・場のセオリー・気づき・オーナーシップ——の確認から始まりました。「体験として直接感じられることにとどまる」という現象学的な立場、「誰もが文脈の中に存在している」という場のセオリー、そして「気づきそのものに癒しの力がある」とい
6月19日読了時間: 4分


研究会報告:「今・ここ」で起きるトラウマからの回復〜ゲシュタルト療法との接点〜(白川美也子先生)
講師:白川美也子 報告:白坂和美( GNK ゲシュタルトネットワーク関西 ) 2026年2月26日(木)Zoom 精神科医・心理士として、そして当事者としての視点を併せ持つ白川先生が語る言葉には、臨床の現場でトラウマという極限条件に向き合ってきた重みが宿っています 。先生の真摯な歩みに対し、改めて深い敬意を表します。 今回の学びで特に印象深かったのは、トラウマ治療における「今・ここ」の特殊性と、その成立条件です 。トラウマ体験は、まるで冷凍保存されたかのように身体の中でフレッシュな状態で残り続けています。ゲシュタルト療法で「フローズンファイアー(凍れる炎)」と呼ばれるこの状態を「今・ここ」で扱う際、体験の「前景化」や「未完了の完了」を目指しつつも、トラウマ治療においては「前景化の調整(滴定)」や「崩壊の予防」といった、安全を最優先した繊細なアプローチが不可欠であることを学びました 。 特に、最後に行われた「二つの手」のミニワークでの気づきは、私にとってゲシュタルトの哲学である、クライアントとの関係性「我ー汝」を今一度、確認できるものでした。。..
3月25日読了時間: 2分
bottom of page
