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ブログ


研究会報告:「今・ここ」で起きるトラウマからの回復〜ゲシュタルト療法との接点〜(白川美也子先生)
講師:白川美也子 報告:白坂和美( GNK ゲシュタルトネットワーク関西 ) 2026年2月26日(木)Zoom 精神科医・心理士として、そして当事者としての視点を併せ持つ白川先生が語る言葉には、臨床の現場でトラウマという極限条件に向き合ってきた重みが宿っています 。先生の真摯な歩みに対し、改めて深い敬意を表します。 今回の学びで特に印象深かったのは、トラウマ治療における「今・ここ」の特殊性と、その成立条件です 。トラウマ体験は、まるで冷凍保存されたかのように身体の中でフレッシュな状態で残り続けています。ゲシュタルト療法で「フローズンファイアー(凍れる炎)」と呼ばれるこの状態を「今・ここ」で扱う際、体験の「前景化」や「未完了の完了」を目指しつつも、トラウマ治療においては「前景化の調整(滴定)」や「崩壊の予防」といった、安全を最優先した繊細なアプローチが不可欠であることを学びました 。 特に、最後に行われた「二つの手」のミニワークでの気づきは、私にとってゲシュタルトの哲学である、クライアントとの関係性「我ー汝」を今一度、確認できるものでした。。..
3月25日読了時間: 2分


研究会報告「思春期心性について考える(岩宮恵子先生)」に刺激を受けて
城戸俊介( つくばねカウンセリングルーム ) 講師は島根大学特任教授で思春期臨床がご専門の岩宮恵子先生。 「思春期心性」とは、岩宮先生の定義によれば、他者に敏感に反応してしまい、非常に傷つきやすいこころの状態。思春期は”コドモ”と”オトナ”の間を、グラグラと行きつ戻りつしながら揺れ動くが、昨今のように情報過多で、常に変化に富んだ時代は思春期の心の動きにシンクロしているという鋭いご指摘があった。 つまり、今の時代を生きている私たちは、そうでなかった時代よりも思春期心性を持ちやすいのだろう。 先生は思春期がご専門だけあって、私が「聞いたことはあるけどよく知らない」言葉が飛び交う。「推し活」も「いつメン」はなんとなく意味が分かる程度にしか知らなかった。 「いつメン」でないなら傷つけるようなことを平気でしてしまう人、「いつメン」の予定調和を崩さないように関係を維持しようとする人は生きにくそうだ。 私は普段、精神科病院とカウンセリングルームの二足のわらじを履く心理師だが、思春期心性を持ったまま大人になった人とは、主に病院で出会うことが多い。...
2025年10月31日読了時間: 3分


研究会報告「臨床家の加傷性と当事者性」(富樫公一先生)
2025年8月17日(日)19:30 – 21:30、オンラインで開催されたゲシュタルト療法研究会では、 精神分析家・公認心理師・臨床心理士の富樫公一先生(甲南大学)に、タイトルのテーマでお話しいただきました。研究会報告を、会員の山本恵さんに書いていただきましたのでご紹介し...
2025年9月11日読了時間: 9分
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