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研究会報告「刑事施設での発達障害者を対象としたゲシュタルト療法の可能性」

ゲシュタルト療法研究会

刑事施設での発達障害者を対象としたゲシュタルト療法の可能性

発表者: 谷岡 明(GNK:ゲシュタルトネットワーク関西修了)

    白坂 和美(GNK:ゲシュタルトネットワーク関西)

2025年6月19日 19時30分~21時00分(Online)

刑事施設でのゲシュタルトの可能ということで

多くの方が関心をお持ちになっていることがわかりました。


ゲシュタルト療法は、治療分野だけではなく

組織開発やコーチング、子育て、グリーフケアなど

多岐にわたる活用が現在でも行われています。


その中で、刑事施設の中に収監されている、

発達障害の方々に、グループゲシュタルトがどれだけの

受刑者の更生にどれだけ役に立てるのか?

非常に興味深い試みを報告させていただきました。


私は、SV(助言)という形で関わらせていただいていますが、

発表者が行ったグループという実践の場で

そこに参加している受刑者の方々は、対話を自由にできる場に

少しずつ馴染んでいるように感じます。


指示命令下の中だけの人間関係から、ある程度自由な選択を持つ場の中で

グループ間での会話、対話も少しずつ増えているようです。


反省までは道のりがあるように感じますが、

限られた空間・時間ではありますが、対話のある人間関係の中で、

ご自身の人生や、他者のことを少しづつ受け入れていくことの可能性を


これからも探求できればと思います。


ゲシュタルトの社会への広がりにも嬉しく思います。


 
 
 

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