[第3回]ゲシュタルト療法研究会のご案内：「小学生を対象とした心理教育授業におけるゲシュタルト療法の活用」

１．「小学生を対象とした心理教育授業におけるゲシュタルト療法の活用」

話題提供: 久松睦典（スクールカウンセラー）

週に１日、スクールカウンセラーとして公立の小学校で働いています。中学進学を控えた6年生２クラス（60人）を対象に、「こころとからだの授業」を行う機会がありました。「気づきの３つの領域」のエクササイズをしたり、フィッシュボウルでゲシュタルト・グループセラピーの短いセッションを試みました。このときの体験についてお話しさせていただいて、子どものゲシュタルト療法についてディスカッションしたいと思います。

２．文献購読「ゲシュタルト・ピア・コンサルテーション・グループに関する四つの考察」

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ゲシュタルト・ピア・コンサルテーション・グループに関する四つの考察 アブストラクトの翻訳 本論文は、ゲシュタルト療法の実践者にとって有益な**ゲシュタルト・ピア・コンサルテーション・グループ（GPCG）**について記述し、その利点を探求する。著者の4名は、それぞれが継続的に関わっているGPCGの体験を個人的な視点から共有している。GPCGは、ゲシュタルト療法家が感情的に開かれ、クライアントと良質な接触を維持するために重要な支援となることが示されている。また、GPCGが、セラピストが感情的に利用可能であり続けるための回復力を支えることも指摘されている。本論文では、GPCGの形成に関する文...

文献を読んで、自由にディスカッションしましょう。この学会で、こうした取り組みを試みるためのステップになるといいと思います。